トリメリット酸無水物 CAS 552-30-7
化学名: トリメリット酸無水物
同義名:トリメリット酸無水物;4-カルボキシフタル酸無水物;ベンゼン-1,3,4-トリカルボキシル酸無水物
CASいいえ:552-30-7
分子式:C9H4O5
分子量:192.13
EINECS いいえ:209-008-0
- 関連製品
- お問い合わせ
構造式:
製品説明:
アイテム |
仕様 |
外観 |
白いクリスタルパウダー |
アッセイ、% |
分 97.0%
|
アセトンへの溶解度 |
ほぼ透明 |
融点 |
163-166°C(点灯) |
沸点 |
390°C |
密度 |
1.54 |
プロパティと 使用法:
無水トリメリット酸(CAS 552-30-7)は、刺激の強い無色から淡黄色の液体です。ポリエステル樹脂、コーティング剤、可塑剤、断熱材、繊維などの化学製品の製造に広く使用されています。また、医薬品や農薬の合成中間体としても使用されています。
1. コーティングおよび樹脂製造
トリメリット酸無水物はポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アルキド樹脂の製造に使用され、これらの樹脂は耐薬品性、耐熱性、耐候性に優れています。
2. 可塑剤の製造
トリメリット酸無水物は、トリス(2-エチルヘキシル)トリメリット酸(TOTM)などの可塑剤の合成に使用されます。これらの可塑剤は、優れた耐高温性、低揮発性、および耐老化性を備えています。
3. 絶縁材料
トリメリット酸無水物から製造される樹脂は、電気・電子機器の絶縁材料として使用され、耐熱性、誘電性に優れており、高電圧ケーブル、変圧器、モーターなどの絶縁部品に適しています。
4. ポリイミド樹脂製造
トリメリット酸無水物はポリイミド樹脂の製造における重要なモノマーです。この樹脂は優れた耐高温性と機械的強度を備えており、航空宇宙、電子機器、半導体製造など、過酷な条件下で動作する必要がある分野で広く使用されています。
5. 医薬品および農薬中間体
医薬品や農薬の分野では、トリメリット酸無水物はトリメリット酸構造を持つ化合物を合成するための中間体として使用されています。
保管条件: 熱、湿気、日光、熱源を避け、涼しく、風通しが良く、乾燥した場所に保管してください。
梱包: この製品は25kg、50kg、100kgのバレルに梱包されており、顧客の要件に応じてカスタマイズすることもできます。