スチレン化フェノール CAS 61788-44-1
化学名: スチレン化フェノール
同義名:酸化防止剤SP;トリスチリルフェノール;酸化防止剤SP 10
CASいいえ:61788-44-1
分子式:C30H30O
分子量:406.56
EINECS いいえ:262-975-0
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構造式:
製品説明:
項目 |
INDEX |
外観 |
淡黄色透明の粘稠な液体 |
比重 25℃、g/cm3 |
1.075 - 1.080 |
色圏 |
≤2 |
加熱減量(105℃×2時間)、% m/m |
≤0.6 |
粘度 25℃、Pa.s |
4.0 -7.5 |
屈折率 |
1.5990 - 1.6015 |
灰分含有量、% m/m |
≤0.05 |
プロパティと 使用法:
スチレン化フェノール(CAS 61788-44-1)は、優れた抗酸化特性と化学的安定性を有し、ゴム、プラスチック、樹脂、潤滑剤、化学中間体など多くの分野で使用されています。特に、抗酸化性と耐高温性が求められる製品に適しています。
1. ゴムおよびプラスチック産業における酸化防止剤
スチレン化フェノールはゴムやプラスチック業界で老化を遅らせ、耐久性を向上させるために使用され、ゴムやプラスチックの酸化反応を効果的に抑制し、製品の長期安定性を確保します。
2. 樹脂産業における可塑剤と改質剤
樹脂製造においては、可塑剤、改質剤としてエポキシ樹脂、フェノール樹脂の耐熱性、機械的性質を高め、工程性能を向上させます。
3. 潤滑油および石油製品用の酸化防止剤
スチレン化フェノールは、酸化物やコロイドの形成を減らし、石油製品の耐用年数を延ばすために、潤滑剤の抗酸化添加剤として使用されます。
4. コーティング剤および接着剤用安定剤
コーティング剤や接着剤に添加することで、熱安定性や抗酸化特性が向上し、高温環境下でも安定性と性能を確保できます。
5. 化学中間体
スチレン化フェノールは化学中間体として、最終製品の性能を向上させる特殊ポリマーやその他の機能性化学製品の製造に使用されます。
保管条件:
乾燥した室温で密封
梱包: この製品は25kgドラムに梱包されており、顧客の要件に応じてカスタマイズすることもできます。